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龍が如く OF THE END [レビュー]

ストーリー
メインストーリー、サブストーリーを全部クリアして約30時間。
前作4から1年後の話だが、ナンバリングタイトルではないので、
外伝的な扱いなのか、ストーリーがぶっ飛びすぎている。
前作同様、主人公が4人になっており、それぞれの理由から、
神室町に突如発生したゾンビ騒動の渦中に巻き込まれていく。
龍が如くの持ち味である、男気溢れるドラマは今回ちょっと弱い感じだった。
設定がぶっ飛びすぎていて、コメディに見えるような場面もちょっと萎える。
ただ、エンディングの最後のメッセージは気になる・・・。

システム
今までのシステムからガラッと変わったのが戦闘システムで、
前作までだと街を走っていると、チンピラやヤンキーが絡んできて、
エンカウントして戦闘だったが、今作ではゾンビを隔離したエリアに進入すると、
街中にゾンビが蔓延っており、それらを銃で撃って倒していくTPSに様変わりしている。
TPSと言うと敵に標準を合わせて敵を撃っていくのだが、それだけだと敷居が高い為か、
キャラが向いている方に撃ってくれるようにはなっている。
その他のシステムは、前作からほぼ同じ内容で目新しさはない。

グラフィック
PS3で4作目の龍が如くシリーズだが、前作からグラフィックの進歩はない。
相変わらず背景もボケ気味で、俳優の顔の表現にだけ力を使っている印象。

サウンド
BGMはロック調な物やテクノ調の物など、相変わらず格好いい。
今回は声優の演技がそこまで下手な人も居なかったのはよかったが、
大変だと思うがメイン・サブストーリーくらいはフルボイスにして欲しい。
今作の武器は銃がメインの割に、発砲音が軽すぎるのが残念。

操作性・快適性
一番の難点は、システムの項でも少々触れているが、
キャラの向いている方向に銃を撃つことで、
カメラの向いている方に撃ってくれればかなりマシになったはず。

初回起動時に強制インストールで約12分。
その割に色々な場面で、少し気になるロード時間。
敵が大量に出てくる所ではフレームレートの低下が目立つのも残念。
大量に出てくる為、敵にこちら側が転がされると、
タコ殴りに合いハマってしまう場面も・・・。

まとめ
外伝なので思い切ったことを試してみたのはいいが、細部の詰めが甘く、
操作性やロード時間に若干ストレスが溜まる。
龍が如くシリーズではなく、全く新規のゲームでこの作品を出されていたら、
おそらく凡以下の評価だったと思う。
シリーズ伝統のプレイスポットなどの遊び要素は健在なので、
そういう物に期待している人は楽しめるかもしれないが、
シリーズに特別な思い入れがある人以外は、おすすめは出来ない。

龍が如く OF THE END (がんばろう、日本!パッケージ)

龍が如く OF THE END (がんばろう、日本!パッケージ)

  • 出版社/メーカー: セガ
  • メディア: Video Game


タグ:レビュー PS3
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