SSブログ

ファイナルファンタジー13レビュー [レビュー]

前作からだと約4年振りのナンバリングFF。
先日、やっとクリアしましたのでレビューを書きたいと思います。

グラフィック
体験版の時にプレイ出来た場面だけでも、製品版ではしっかりパワーアップしてます。
不満だった魔法のエフェクトも、しっかり派手になっています。
ロケーションも豊富で、機械都市、幻想的な世界、大自然などとにかく綺麗です。
特筆すべきは、やっぱりキャラのモデリングでしょうか。
服の質感、キャラクターの表情など、とにかく細かい所に気を配られている印象。
キャラの手が一部、手抜きっぽいところがありましたが、全体を見れば些細な事です。

サウンド
体験版の時には少し迫力不足だったSEも、派手になっていました。
戦闘のBGMはよかったのですが、その他のBGMはアレンジが多かったので、
もう少しバリエーションが欲しかったっです。
キャラの声はFF12の時は、主人公に不満がありましたが、今回はそこまでの不満はなし。
地味に街に居る人までもがフルボイスで、一部を除きそのキャラに近い付いただけで、
喋ってくれるのは画期的だったと思います。

操作性・快適性
ゲームを始める時に長いロードと、エリア移動した時に少々ロードがあります。
戦闘はシンボルエンカウントですが、こちらに関してはロードは皆無です。
戦闘が新システムになり、操作しないといけないことが増えましたが、
シンプル操作になっていて上手にまとまっています。
キャラの成長システムのせいで、何度もメニューを開く事になると思いますが、
クリスタリウムでポイントを割り振った後、一発でメニュートップに戻れるようにして欲しかったです。
こちらも体験版の時に書きましたが、カメラ視点がやっぱりキャラに近すぎて、
酔いやすい人には嫌なカメラ位置だと思います。
ここは改善して欲しかった。
オプティマを6つ設定出来るのですが、キャラをスタメンからリザーブにする度に、
リセットされる煩わしさがあり、オプティマ設定の記録が出来たほうがよかったです。

ー以下詳細

・戦闘システムが素晴らしい
 今作の戦闘は難易度・スピード・テンポ・爽快感がとにかく素晴らしい。
 雑魚敵でも、油断していると死んでしまうのですが、オプティマの編成を考え直したりすると、
 勝てるようになったりと絶妙なバランスだと思います。
 後半は少し敵が強くなりすぎているような気がしますが・・・。
 このゲームの後のRPGは、比べる対象がFF13であることが大変だと思います。
 ただ、戦闘が面白くなってくるのが、パーティー編成が自由に出来る中盤になってからだと思います。

・ストーリーが中盤以降、イベント密度が薄い
 ストーリーを基準に、マップデザインをしているのか、設定上逃げているので仕方ないですが、
 中盤まで広いマップがなく、基本1本道のマップですが、その分中盤まではイベントが目白押しです。
 中盤以降のストーリーにもう少し盛り上がりが欲しかったところ。

・戦闘が楽しめればやり込み要素は十分
 メインのストーリー以外に、FF12のモブ狩りみたいなミッションモードがあるのですが、
 60数個とかなりの数があり、やり込み要素は十分あります。
 キャラの成長を限界まで育てたり、武器・アクセサリーを改造したアイテムの収集要素もあり。
 ただミッションは、かなり広いマップを走り回されるので、作業感も半端ないですが・・・。
 メインのシナリオだけで、クリアまで60時間くらいかかったので、ボリューム不足は感じません。

・成長要素が10から変わらず
 10のスフィアから名前を変えた成長システムになっているだけで、目新しさはなし。
 12も同じような成長システムだったので、そろそろ新しい成長システムを見せて欲しい。

まとめ
グラフィック・演出・戦闘と素晴らしい物があるのに、ストーリーのせいなのか、
マルチになったせいなのか、中盤まで自由にマップを行き来出来ないのが残念。
パルスに着いた時の壮大感は半端ないので、そこまでプレイしてみて欲しいです。
素材はいいだけに、惜しい出来だとおもいます。
色々書いてますが、さすがFFといったところで、十分以上に満足はしています。


ファイナルファンタジーXIII

ファイナルファンタジーXIII

  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • メディア: Video Game
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。