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キルゾーン3 レビュー [レビュー]

ストーリー

難易度ノーマルで約7時間程でクリア。
ストーリー冒頭からチュートリアルへの入り方が自然で
ストーリーのテイストが2よりもSFよりになったのはよかったが
キャラクターの個性やバックボーンなど描ききれない部分も多くこの辺りは不満が残った。
何種類かの乗り物に乗っての戦闘や、ロケーションも豊富になり
キャンペーンモードでしか使用出来ない武器を使っての戦闘はこのモードならではの楽しさ。

グラフィック・演出

前作からさらにグラフィックが強化され、細部や遠景への描き込み
空気感まで感じられるのはさすが。
人物のモデリングも親父キャラが多数で、リアルに描き込まれているが
フェイシャルモーションが英語に合わせているのか
日本語には合っていなかったのが残念。
近接攻撃時のモーションも増え、リロード時のモーションも相変わらず格好良く
敵・味方AIのカバーアクションもよく出来ている。
エフェクトも豪華で、あの物量に火花・煙・炎・爆発が豪華に描かれていて凄く綺麗。

システム

とにかく一番残念なのは、3D映像対応、ムーブ対応の弊害か
オンライン対戦の人数が最大32人から24人対戦に減らされたことと
マッチングサーバーに問題があるのか、繋がりにくい事が結構あるので
早急な対応をお願いしたいところ。
また、現時点ではオートマッチングでの対戦だけになり、手軽に対戦できる反面
前作であった部屋立てが出来ない為、仲間同士で集まったりクラン戦がやりにくくなった。
ゲームを始める前に、分隊を組んでマッチングという流れで
仲間と一緒に出来るには出来るが、ゲーム途中に合流なども出来にくいのは非常に残念。
前作では、リスボーンの地点を戦術兵が任意に缶を投げて設定出来たが
今作では廃止になり、決まったポイントを戦術兵で取り合う形になった為、
劇的な形勢逆転が起きにくく、一方的な展開になりがちになった。
その為、前作ではカオス感も楽しかった要素の1つだったが
今作では決まった場所でしか乱戦が起きないのは残念。
兵種も減らされ、兵種固有のスキルをアンロックしていく形になった為
カスタマイズがあまり出来ず、個性を出しづらくなった。

オンラインの新要素としては、ウォーゾーン以外にオペレーションというモードが追加。
このモードはISAとヘルガーンに分かれて、爆弾の設置・阻止の攻防戦で
特徴的なのは、活躍した人達は、ムービーで自分が映し出されるようになっている。
ウォーゾーンでは、ロボットに乗れたりジェットパックを装着出来たりと
遊びの幅が広がっている。
キャンペーンモードでは、オフラインの協力モードが追加されたが
画面が左右分割で、文字も読みにくく3D映像やムーブに対応していないなど
欠点が目立つので、追加するならオンライン協力モードの方がよかった。

サウンド


BGMは邪魔にならない程度に、雰囲気を盛り上げるのに一役かっていて
前作同様、様々な銃の発砲音・遠くでの銃撃戦や爆発など迫力あるSEは今作も健在。
一部の違和感を除き、ローカライズもしっかりされていて声優の演技もよかった。

操作性・快適性

前作のエイム時の重さ?みたいなのは改善されかなり軽くなった。
ムーブでの操作も良好で、難易度や設定により照準時のアシストが設定出来るようになった。
ただ、ムーブでの近接攻撃やカメラ操作がやりにくいので
キーカスタマイズが出来れば尚よかった。
キャンペーンモードでのロードは気にはならないが、オートセーブのせいなのか
裏で読み込みをしてるせいなのか、ムービーの途中やフィールド移動中に
処理落ちをするのが前作から改善されていない。

まとめ

海外のレビューを見ると、点数が下がってる要因が概ねキャンペーンによるところが
多いみたいですが、前作に比べれば及第点以上の出来でした。
が、前作でよかったオンライン周りが改悪されている箇所が多い気がしました。
分隊システムでの共闘感などもなくなり、個々で戦ってる印象が強い。
上記でも書いてある箇所で、アップデートで修正予定の箇所もあるのですが
現時点ではオンラインの対戦は満足出来る出来には至っていないです。
また、今作で追加されたオフライン協力モードで、同居人と共にプレイしてみましたが
FPS初心者にはやはり敷居が高いらしく、エイムのアシストもコントローラーでも出来れば
もう少し入りやすいように感じました。
オンライン周り以外にはさほど不満点はないのですが
FPSの肝はそのオンライン周りだと思うので
現時点では、バージョンアップの動向によりけりですが、購入は待つ方が懸命かもしれません。

KILLZONE 3

KILLZONE 3

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • メディア: Video Game

 


タグ:レビュー PS3
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グランツーリスモ5 レビュー [レビュー]

状態:ロングバージョンのエンディングを視聴

京都 祇園.jpg


システム

ここでは主にGTライフモードについて書いていきたいと思います。

今作もGT4同様、A-Spec、B-Specがあります。
エンディングを見るだけなら、どちらのモードでも見られるようになっています。
今までのGTシリーズでは、レースの出走条件がライセンスに縛られていましたが、
今作は、レベル縛りに変更されています。
このレベル縛りは、今まではライセンスを取らないと行けなかったレースに、
出られるようになったり、運転が苦手でライセンス取得が難しい人への救済になっている反面、
車を購入するにも乗るにもレベル縛りがあり、お金さえあれば、
好きな車を購入してドライブ出来た自由を奪われてしまっています。
その為、レベル上げの為の出走を繰り返さないといけないようになってしまいました。
ただ、表示上は分離されていますが、内部的にレベルはA・B両Specで共有しています。
B-specのAIドライバーは最大6人で、レースに出走されることによって
レベルアップし成長していきます。
AIドライバーにはペースのアップ・ダウン・キープの指示で
テンションゲージを上下させてースをコントロールさせていきます。
スペシャルは少々難易度が高くなっていますが、
カート・トップギアテストトラック・NASCAR・ラリーなど、
色々なタイプのレースが楽しめるようになっています。

カーディーラーの車は全てプレミアム車になっています。
中古車ディーラーは、ゲーム内部的な日程が進むと更新されていきますが、
GT4の時のようにパターンが決まってるわけでなく、
ランダムでの更新っぽいので、目当ての中古車を購入するのにかなり苦労します。

チューニングショップでは、マシンの改造が出来るようになっていますが、
レーシングモディファイが出来る車種がかなり限られているのが残念です。

フォトトラベルモードでは、用意されたロケーションを選択し、
何カ所かの撮影ポイントから好きなポイントに車を配置し、
写真を撮れるモードです。
ロケーションはレースをこなしたりなどしていくとアンロックされています。
このモードで使えるのはプレミアム車限定ですが、
割と細かくカメラの設定が出来るので、
凝った写真も撮れると思います。
上の写真はこのモードで取った物です。

オンラインは特にラグもなく、割と快適に走行できます。
フレンドとメッセージのやり取りをしたり、車を送ったりなども出来ます。


グラフィック


前作から待たされた分、もっと上を期待していたので少々残念ではありましたが、
あくまでGTとしての期待ですので、一般的なレースゲームとして見た場合、
最高峰のグラフィックであることは間違いないと思います。

まず、収録車種は1000台以上になっていますが、
プレミアム(200台以上)とスタンダード(800台以上)に分かれていて、
プレミアムは破損表現のバリエーション、内装まで作り込んでいるのに対して、
スタンダードには内装がないのが本当に残念です。
レース中など走っている間はさほど違いは気になりませんが、
リプレイ時やフォトモード時には、やはりその差は気になってしまいます。
また、その為かは分かりませんが、フォトトラベルではプレミアム車しか実行出来ません。

レース中の表現については、GT4から進化していて、破損表現はもちろんの事、
雨、夜間走行、時刻変化、それぞれ一部コース限定ですが、
耐久レースなどの雰囲気アップになっています。
夜の雨天時の車内視点では、リアルな見えにくさが表現されています。
演出面も強化されていて、クラクションを鳴らせたり、ヘッドライトのオンオフ、
タイヤスモーク、タイヤ痕もしっかり路面に残ったり、
アフターファイアーなども表現されていて、リアルさがアップしています。

光の表現は特に素晴らしく、トンネルを出た後の眩しさ、
車に当たる光など、非常に綺麗になっている反面、
特にグリッドスタート時に気になりますが、
影がギザギザなのが目立っていて残念です。


サウンド

エンジン音は、かなり改善されていて臨場感はアップしたように思います。
しかし、敵車と接触した時の音がもうちょっと何とかならなかったかなと思います。
個人的には、GT4の時のBGMの方が好みでしたが、
カスタムサウンドトラックに対応しているので、自分の好みの曲を取り込んで流せます。


操作性・快適性


車の操作感がGT5プロローグからさらに改善されていて、
単純に運転している楽しさがアップしています。

快適性に関しては、アップデートで徐々に改善されてはいますが、
もっと考慮して貰いたい箇所が多々あるのは残念です。
まず、メニュー周りですが、デザインを優先してなのか、解りにくいです。
ロード面も結構長いので、ハードディスクへのインストールはした方がいいのですが、
こちらも結構な時間を必要とします。
ただ、ゲーム中にバックグラウンドで徐々にやってくれるのはありがたいです。

レースをする際、タイヤ交換するのが、何故かチューニング画面で出来なくて、
レース前のドライビングオプションでしか変更出来ないのは解りにくいです。
付属の説明書も薄いので、解らない事はゲーム中のヘルプで確認出来ますが、
それでも説明不足な所もあり不親切です。

GTライフモードの後半になると、耐久レースが解禁されますが、
B-specモードで、GT4であった倍速などなくっているので、
リアルに耐久する必要があります。
GT4であった最初は自分で走って途中でAIと交代という事が、
A・B-Specが完全に独立したため出来ないようになっています。
また、レースを途中でセーブをして、続きから再開は出来ないようにもなっています。


まとめ

カーライフシュミレーターと銘打っているだけに、
車の作り込みや、車1台1台に音声付きでの説明デモシーンが付いているなど、
細部のこだわりはさすがです。
そのこだわりはオープニングにも表れていました。
リプレイやB-Specのレースを見てるだけでも、
綺麗なグラフィックや格好良いカメラアングルのおかけで、
全然飽きがきません。
ただ、ユーザビリティの面で小さな不満が結構あります。
このレビューを書いている間に、Ver1.05にアップし、
不満点の内のいくつかは改善されているようです。
今後もこうしてバージョンアップで改善されていくみたいです。

ここまでの表現が出来るようになると、
ただ漠然と街中を走るモードとか、峠コースなども欲しいなと思いました。
F1もライセンスを取って入れて欲しいくらいです。
GT6が何年後になるか解りませんが、GT5はボリュームありますし、
オンラインでイベント配信もしていくみたいなので、
かなり長い期間遊べそうです。


グランツーリスモ 5(通常版)

グランツーリスモ 5(通常版)

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • メディア: Video Game

タグ:PS3 レビュー
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【レビュー】クロヒョウ 龍が如く新章 [レビュー]

プレイ時間:30時間(サブストーリーの達成率83%)
難易度:ノーマル

システム

前作からの大きな変更点は特になく、良くも悪くも龍が如くシリーズとなっています。
その中で変更されているのが、喧嘩バトル時の体力ゲージ廃止と、
頭・腕・胴・脚の、部位毎のダメージが累積されることによって、
バトルの有利不利が出てくる所です。
(頭にダメージを受けすぎると気絶してしまうなど)
この変更によって、相手の攻撃を防御してばかりでは、腕にダメージが貯まっていくので、
避けたり、受け流したりと戦略に幅が出来たように思えます。
ただ、キックやパンチを繰り出す事のリスクに比べて、
掴み攻撃が強すぎるように感じました。
また、バトルによって結構怪我をするため、序盤は治療費や薬品の出費も馬鹿にならず、
お金が貯まりにくかったです。
(ある程度ストーリーが進むとバイト出来ます)

成長要素としては、通常のレベルアップの他に、
喧嘩バトル時に設定するスタイルを成長させて、
新たなスタイルを覚えられるようになったりします。
スタイルは、ボクシングやプロレススタイルなど20種類程あり、
それぞれモーションや繰り出す技などが違ったりするので、
相手のスタイルに併せて、自分のスタイルをチェンジしたり、
好みのスタイルを探す楽しみがあります。
必殺技は、道場でお金を払い、相手を倒す事で覚えられ、
パンチ力やキック力なども、お金を払うことによって強化できます。
ただ本作には、武器や防具など買って強化などがなくなってしまったのが残念でした。

PSPになった為、こぢんまりとはなりましたが、
キャバクラなどのプレイスポットは継承されています。

メインのストーリーモード以外では、
・アドホック通信を使った通信対戦モード
・アドホック通信を使った通信協力モード
・クリア後に追加されるプレミアムニューゲームは、
 能力・アイテム・所持金を引き継いだ状態で、
 ストーリーを最初から出来るようになり、
 プレミアムアドベンチャーは、クリアデータを全て引き継いで、
 自由に神室町を探索出来るモードがそれぞれ追加されます。


グラフィック

移動時は固定カメラになり、主人公や通行人は小さくなりましたが、
神室町は再現されています。
通行人が多い所では、多少処理落ちがあります。

イベント時は、イラスト風アニメーションで表現されていて、
これはこれでありじゃないかなと思いました。

サウンド

イベント時に、俳優や声優が声を充てているのですが、棒読みな人が多く、
せっかくのイベントも冷めてしまいがちなのが非常に残念でした。

操作性・快適性

一部を除く必殺技は、パンチボタン・キックボタン長押しで出せる簡単仕様です。
PSPになったことによる、ボタン数の不足は感じることもありませんでした。
ただ、移動する時にロードはありませんが、細かいエリア切り替えがあり、
警察官から逃げたりしないと駄目な所もあるのに、移動しにくい所が多々あります。

メディアインストール時での評価になりますが、
コンビニなど建物に入る時のロードは気にならないレベルですが、
バトルに入る前のロードが、少々長いので気になりました。

前作のPS3版では、ファーストプレイ時から、
イベントスキップが出来ましたが、(ストップは出来ます)
今作は、クリア後に追加されるオプションで変更する仕様になりました。
ボス戦は、イベント後バトルに突入しますが、負けてもすぐにリスタート出来る為、
さほど煩わしさはないと思います。

まとめ

PSPでの新章ということで、購入ターゲットを中高生向けに定めた為かは解りませんが、
今までの主人公から高校生の不良少年に変更されています。
舞台は相も変わらず神室町で、東城会のごたごたに主人公が巻き込まれていきます。
大きなテーマであるであろう、戦いの中で成長していく様や、
友情や裏切りなど、今までのシリーズ同様のテーマで描かれています。
今回のストーリーは割と好みなストーリーで、
エンディングで、次を匂わすような終わり方?だったので、
次回作も楽しみですが、PSPに移行しての新章の割には、目新しさがないのは残念でした。
PSPであることの意味もさほどなかったように思えます。
普遍的な面白さもあるのでしょうが、神室町以外の場所なども観てみたいです。
個人的に、前作の秋山のスピーディーな攻撃スタイルが好きだったのですが、
今作はスピード感が少々なかったので、次回作ではその辺りにも期待したいです。

 

クロヒョウ 龍が如く新章

クロヒョウ 龍が如く新章

  • 出版社/メーカー: セガ
  • メディア: Video Game

 


タグ:レビュー PSP
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【レビュー】白騎士物語 光と闇の覚醒 [レビュー]

プレイ時間:67時間(住民依頼残り2とクリア後賞金首除く)


システム


大部分を古の鼓動『2ndwave』以降のシステムを流用しているため、
前作初期にあった不満はある程度改善されています。
中でも大きく変わったのが戦闘で、リングの貯まるタイミング、
貯まるスピードを改善したことにより、テンポよく戦闘ができるようになり、
かなりよくなりました。
また、スキルの効果や種類なども見直されたため、
前作をプレイしていても新鮮な感覚でできます。
が、スキルの数が増えたことによる、スキルパレットの増加がないため、
どのスキルをセットするか大変戦略性が求められるようになりました。
ちなみに、スキルパレットは5セットまで記録できますが、
現在のパレット以外を呼び出すのも、前作から変わらずメニューの奥の方で呼び出すため、
大変煩わしくなっているのが残念です。

今作は前作に比べて、難易度が上がっているのですが、
相も変わらず味方のAIが改善されていません。
このため、戦闘中度々操作キャラをチェンジするのですが、
それも前作同様ワンタッチでできないようになっています。
今作の売りの1つに、オフラインでもレナード達を、
クエストに連れて行けるようになっているので、
ここは改善して欲しかったです。
しかも、オフラインでクエストに連れて行けても操作できるのはアバター限定で、
ストーリーモードではできた操作キャラのチェンジさえできないようになっています。

前作では、ストーリーだけを追いかけ終了すると、
オンラインしか遊び要素がなかったですが、
今作には『住民の依頼』と『賞金首』が追加され、
古の鼓動・光と闇の覚醒が入っているため、
ボリューム不足は感じさせない作りにはなっていますが、
特に『住民の依頼』は、お遣いクエストも甚だしく、
依頼者の隣にいるNPCに意見を聞いてきてくれなど、内容が酷かったです。
クエストをこなすことで得られるアイテムなどがなければ、やっていなかったです。
ちなみに前作のクリアデータがないと、強制で古の鼓動からになってしまいますが、
クリアデータがあると、始める前にキャラクターのフルリメイクをして、
光と闇の覚醒を始められます。



グラフィック


前作の背景グラフィックは今でも綺麗なレベルではありますが、
今作では全体的にくっきりしたのか、グラフィックが多少綺麗になりました。
また、光の当たり方か陰影を変えたのか、
前作で不気味に映る場面の多かった、キャラクターのグラフィックですが、
かなり不気味さが取れマシになりました。
しかし、マシになった反面、前作同様キャラの台詞時の口パクが合っていないので、
やはり違和感があり残念です。


サウンド


今作では、ライブトークが追加され、オフラインでの移動中や戦闘中に、
キャラがよく喋るようになりました。
前作は淡々と進むだけだったので、この改善はよかったと思います。

フィールド曲に関しては、ストーリー上前作のフィールドを行ったり来たりするのですが、
前作からの使い回しばかりでがっかりです。
ただ、今作登場のフィールドには新しい曲が充てられています。

あくまで個人的にですが、オープニング曲は前作の方が好みでした。


操作性・快適性


システムの項でも多少書きましたが、前作の操作性も割とそのまま流用されているので、
敵や人や物をターゲットする時や変更する時、とにかくやりにくい。
アイテムの出し入れやメニュー周りも、前作から改善されておらず、
使いにくいままです。

セーブがかなり遅いです。
マメにセーブする人はかなりストレスを感じるかもしれません。
フィールド間の移動に関しては、ロード時間は気にならないレベルなので、
余計に遅く感じてしまいました。

フィールド1つを丸々読み込んでいて、その中ではシームレスな反面、
敵や人、魔法などの派手なエフェクト時に、多少処理落ちします。

素材の採取に関しては、今作では1回選択するだけで取り尽くせるようになりましたが、
カンストさせたアイテムもカウントされるため、
前作のようには狙ったアイテムを取る事ができなくなり、
一長一短の仕様に変更になっています。
しかし1回で全て取り尽くせますので、
今作ではクエスト中でも気楽に採取できるのかもしれません。


まとめ


ストーリー展開はかなり強引で、見るべき所も少なく、かなり残念な出来でした。
しかも、展開上前作のフィールドを行き来させられます。
目新しさがあまりにも乏しく、売りの1つでもあるアバターの変身も、
ストーリー後半なので、インパクトは今ひとつでした。
ここまで書いてみて、良い所がないように思われますが、
戦闘システムの改善は、かなり良くなっていて、前作では不遇な武器が多々ありましたが、
今作に関しては、そういう不満は改善されているように思います。
究極的には、素材を集めるために戦闘をして、合成をするゲームなので、
この変更は良かったです。

前作では不満があったオフラインのボリュームも、お遣いばかりの『住民の依頼』や、
『賞金首』なども追加され、前作ではオンライン前提だったクエストも、
一応レナード達NPCを連れて行けるに変更されてはいるので、
オンラインができない人もボリュームには不満はないと思います。
しかし、このゲームはやはりオンラインでフレンドなどと、一喜一憂しながら、
なかなか出てくれないレア素材を集めるゲームだと思いますので、
そういう遊びを前提に購入された方が良いと思います。


白騎士物語 -光と闇の覚醒-

白騎士物語 -光と闇の覚醒-

  • 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
  • メディア: Video Game

 


タグ:PS3 レビュー
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【レビュー】ニーア レプリカント [レビュー]

プレイ時間:44時間(クエスト達成率97%までやってのクリア後のプレイ時間)
難易度:ハード
状態:1週目クリア


システム
オーソドックスな作りのARPG。
最終的に3人PTにはなりますが、操作出来るのは主人公だけで、
仲間は、3種類ある作戦を指定することで、勝手に戦ってくれます。
ストーリーは、少年期と青年期に分かれていて、
街やダンジョンなど、行くことが出来る場所もさほど多くはありません。
モンハンなどで見られる、採集、獣を倒しての剥ぎ取り、釣り、畑での栽培があり、
豊富なサブクエスト、武器の収集・強化と、
他のゲームのシステムを、出来る限り詰め込んだ印象。
独自の要素としては、敵を倒す事でドロップする『ワード』と呼ばれる物を、
武器・魔法・体術の名前の前後に付けることにより、
攻撃力アップなどの効果を強化していきます。
特にボス戦で、さながらシューティングゲームの用に、魔法の玉を撃って来るのですが、
その玉を避けたり、武器で潰したりしつつ、ボスに近付いて攻撃するのが新鮮でした。
また、エンディングは何種類かあるみたいで、
周回を重ねる事で別のエンディングを見られるようです。
メインストーリーに使うアイテム以外は、ほぼ次の周回にも引き継がれ、
ストーリー的には青年期からリスタートします。


グラフィック
PS2のゲーム画面をHD用に引き延ばしたかのような、
最新のゲームから比べてると、見るべき所がありません。
少年期の主人公のモデリングも残念な出来でした。


サウンド
音楽は物悲しげな曲が多いのですが、ストーリーに合っていて印象に残りました。
主人公や仲間、街の人達など、声優さんが上手で聞き苦しくありません。
雑魚敵・ボス戦ではヒントを、サブクエストなど、メインストーリー以外の部分では、
感想や雑談など、かなり喋ってくれます。


操作性・快適性
主人公が走るのが速いので快適ですが、
一部のダンジョンで2Dアクション(マリオみたいな)の所があるのですが、
主人公の動作が機敏過ぎて、着地が難しい所がありました。
武器は最終的に3種類あるのですが、アイテム使用と武器変更は、
十字キーにショートカットが割り振られており、
すぐに使用・変更出来るようになっています。
メインストーリーに関わる場所や人物など、
ミニマップなどに目印が付いていて迷うこともなく、
サブクエストに関わる人物にも目印が付いている親切設計です。
チュートリアルも敵がドロップしたり、ストーリーの随所で教えてくれるのですが、
釣りの説明だけは、その通りにやっても魚を釣り上げる事ができませんでした。
ストーリーに関わる部分だけにしっかりデバッグして貰いたかったです。
ゲームのインストールは選択制で、時間は約5分。
エリアチェンジや建物への出入り時のロードは、約5秒ほど。
ストーリー後半の一部の場所で、処理落ち、音飛びがありました。
ムービー時はよかったのですが、
普通のテキスト文字が少々小さいので読みにくいです。


まとめ
PVで見るとグラフィックが残念すぎるので、あまり期待はしていなかったのですが、
丁寧に作られている良作ARPGでした。
最近のRPGでは、HDになることによって作業量が増えるせいか、
物足りない物が多かったのですが、このゲームは敢えて?グラフィックを捨てたことで、
PS2時代のような、ボリュームを感じられるRPGになっています。
メインストーリーだけを追いかければ、15時間程でクリア出来るらしいのですが、
基本的にはお遣いですが、サブクエストはかなり量があり、
いい話もあるのでまったりと遊びました。
突然サウンドノベルになったりなど、演出面でびっくりすることも。
トータルして、グラフィック以外は、PS3で一番遊べる安定感のあるARPGでした。


ニーア レプリカント(特典なし)

ニーア レプリカント(特典なし)

  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • メディア: Video Game

タグ:レビュー PS3
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